メイド美容室とメイドビジネス

「そういえばメイドさんが髪切ってくれる店あったよな」とか思ってメイド美容室へ。

メイド美容室 モエシャン:秋葉原のメイドヘアサロンへようこそ!
http://www.moesham.com/

美容室最大の障壁って、やっぱり「施術中の雑談」だと思うんですよ。
情けない話ですが、あそこに行くと「自分こんなにコミュ力なかったっけ?」と思うほど疲弊します。
でも髪の毛って伸びていくものだしね。
というわけでこの何とも言えない気持ちをどうにかしてくれるかもしれない、と思い入店。

勇み足で飛び込んだ割に僕はメイド文化に明るくなく、メイドカフェもほぼ行かないのですが。
行ってよかったな、と思いました。
まあ僕は趣味が趣味だし、あんまり何話そうとか元々思っていなかったのですが、恭しく対応してくれたのと店内が落ち着いていたので、非常にリラックスできました。
「キュアメイドカフェ」(僕が唯一行ったことのあるメイドカフェ)とか好きな人にはいいんじゃないかな。

というわけで、上記のような悩みを持った方でも、冷やかし半分に行ってみたい方でも
手堅くオススメできるお店でしたとさ。
さっぱりしたこの髪型が周りの評判悪かったらもう行かないかもしれないが(w
まあそんなことはないはず!

以下、メイドビジネスについて思ったことをつらつらと。


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自宅帰って色々調べてみたらこんなニュース記事を発見。

メイドカフェなぜ儲からないの? アキバでは10年間で半分以上が閉店 (1/6ページ) - SankeiBiz(サンケイビズ)
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130503/bsg1305031910001-n1.htm

まあこの題名を提示されると少し考えれば思いつくような考察で、別に驚きはないもののやっぱりリアルな数字が出るとねぇ…。
店員の方々の話によると、このメイド美容室ってのも競合店がなくなったりしちゃっているらしい。

正直、入店するまではこの「メイド美容室」が商売成り立っているのが不思議だったんですよ。
・来店サイクルが長い(髪が伸びないと行かないから)
・店員にスキルが求められる(美容室なので、その辺の娘捕まえてバイトさせるわけにはいかない)

しかし、自分の感覚だと「メイドカフェは行こうと思わないと行かない」のに対して「メイド美容室なら習慣になれば行き続けるかもなあ」となります。
つまり、固定客の掴みが非常に良いのだろうねぇ。

ただ、技術面を考えるとやっぱりメイドカフェ以上に店員が辞めたときのダメージがでかい。
しかも、「メイド美容室」ではなく「メイド」にファンの気持ちが傾くと、一人いなくなるだけでお客さんが離れていかれる可能性がある。
で、この美容室はその対策としてメイドみんなの総合力を推しているのだろうなという印象を受けた。
(エロゲで言うところの「キャラゲー」ではなく「雰囲気ゲー」のような作りをしている。もうちょい分かりやすく例えると…前者がAKB48、後者がモーニング娘。みたいな)

なんにせよ、店の内装やイベントなども頑張っていて好印象だったので、ぜひ頑張ってほしいものですね。

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